目次

プロローグ みつや交流亭へ ようこそ

第1話 みつや交流亭の昼間「おばちゃん、水!」

第2話 商店街の中に、不思議な寄り合いの場ができた

第3話 オープンするや、多彩な活動がスタート

第4話 みつや交流亭のメインは、アフター5から

第5話 三津屋のオモロイ町人(まちんちゅ)たち

エピローグ 交流亭のこれから

みつや交流亭のあゆみー年表

 

プロフィール

ザ・淀川 2014年7月号

<商店街+労働組合>という珍しい組み合わせ

 みつや交流亭が生まれたきっかけは:市民対話集会シンポジウムでの市民の発言から(本書第2話より)

 ここで、三津屋商店街の濱西理事長から、的を射た次のような発言がありました。 

地域社会が活性化しなければ商店街の発展はあり得ないのに、商店主が客の背後にある地域社会を無視し店内での売り手・買い手の関係に留まりがちになっている。 

じつは最初「なんで大阪市の労働組合が?」と不思議に思っていたが、会合を重ねるうち、「面白そうやん」「やってみよう」という気持ちになったのは、地域社会と商店街のつながりが意識されていない状況は、まさに自治体職員が地域社会とつながっていないのと同様の状況なのではないか。 

つまり「商店街も労働組合も地域とつながらなければ未来はない」のではないか。 

組合さんも、労使関係の中でよりよい賃金労働条件を勝ちとろうというだけではなく、同時に市民とかかわり、地域社会を活性化し豊かにすることによって、自治体労働者の働きがいを高め、市民から強く支持される存在になることで長期的な労働条件の向上を図っていくという姿勢が必要なのではないか、というのが濱西さんの思いになったというのです。さすが南野さんが見込んだ、高い見識の持ち主でありました。